これからDTMを始める方に【DAWその2】
ここでは初心者にオススメのDAWソフトを紹介していきます。
(書ききれないので少しずつ紹介していきます)
【DAWとは】
Digital Audio workstationの略です。PCで音楽を作るためのメインとなるソフトです。
まずはこれがないとDTMが出来ないです。
【無料版と有料版の違い】
主になにが違うかと言うと
「有料版の機能を一部制限しているもの」
と最初は思ってもらえるといいでしょう。
無料版は基本的なレイアウト等は有料版と変わらないですが主に
作成できるトラックの数
その他の機能
が明らかに減っています。
その他の制限は各メーカーによって異なります。使い方を覚えるとかちょっと簡単に作曲、録音してみたいなら無料版でも問題ありません。ですが、ちゃんと一曲完成させたい、とかいろんなジャンルの編曲やミックスもやってみたいなら有料版にしましょう。
【主なDAWソフト】
PRESONUS StudioOne
打ち込み(生楽器):★★★★
打ち込み(ループもの):★★★
ミックス:★★★★
コスト(予算):★★★★
音源クオリティ:★★★★
ここ3〜4年ほど前からでしょうか。急激に勢力を伸ばしているのはこのSTUDIO ONEです。
元々cubaseの開発に携わっていた方が関わっているためか若干cubaseと似ている部分もあります。(cubaseに逆輸入された機能もあります)
こちらもやはり音楽理論を駆使して作っていくタイプで、歌モノ等に向いていると言えます。
趣味でDTMを始めたいという方にとてもオススメです。
特に4になってオーディオのコード進行を解析する機能が追加され、分析にもいいと感じました。
唯一気になるのはピアノロールエディターが少し見づらいです。。
気をつけたいのは有料版が2種類あること。オススメは迷わずPROを買うことを推奨します!
何故かと言うと、ARTISTはAUDIOエンジンが32bitということ。
そして最大の問題が、VSTが使えないと言うこと。
まずはaudioエンジンが32bitと64bitでなにが変わるかと言うと音質が変わります。
更にVSTが使えないと言うことは新たな音源を買っても使えないと言うこと。これは問題ですよね。。(外部音源は追加で8700円を払えば使用できるようになります)
なのでSTUDIO ONEを購入するなら迷わずPROを買いましょう!そんな高い値段出して続くか不安と言う方はとりあえずPRIME(無料版)で試してみてから検討するのもいいと思います。
image line FL STUDIO
打ち込み(生楽器):★★
打ち込み(ループもの):★★★★★
ミックス:★★★★
コスト(予算):★〜★★
音源クオリティ:★★★★
こちらも最近人気があるソフトです。無料版がなかなかクオリティが高いためオススメです。
(ただし無料版はプロジェクトの保存ができません)後は全部英語です。日本語対応はありません。
他のDAWとは一味違うこのソフト。ポイントとして
・一度購入すればアップグレードはずっと無料
・最近の打ち込みメインの楽曲に強い
・動作がメチャメチャ軽い(起動)
・初めからついてる音源がクオリティが高い
が挙げられます。
FL STUDIOは他のDAWを触ると使い方がまるで違うため戸惑いました。
普通はトラックを一つずつ作って音を足していくのですが、FL STUDIOはグループ単位で【パターン】と呼ばれるものを作っていきます。
色々な素材を組み合わせたそれらのパターンを後はペタペタ貼り付けて組み合わせて行きます。これが割と楽しい。
FL STUDIOは基本的にステップシーケンサーを使って作っていきます。
【ステップシーケンサーとは】
ピアノロールエディターとは違い、細かく区切られたマスがあるのが特徴。初期設定は大抵16分音符で区切られてます。
点灯させたタイミングで音を再生してくれます。(主にリズムの打ち込み、サンプリング音源)を入れて再生させます。
機械的なドラムの打ち込みならステップシーケンサーを使う方が圧倒的に早いです。
J-POPやロックはこのソフトは圧倒的に不向きです。
なぜなら生楽器の打ち込みが大変だからというところと、FL STUDIOの作り方にあります。
メロディーにそってコード進行が変わるタイプの楽曲はループ物と相性が悪いです。
作れないこともないですがそれならCubaseやstudiooneに行った方が作業効率も高いのでそちらに行った方がいいでしょう。
【バンドル】
fruity
producer
signature
と3種類ありますがfruityはオーディオ録音出来ないので論外です。
producerかsignatureを買いましょう。機能自体はさほど変わりませんが音源の数が違います。
第二弾は以上!