リズムに乗ることの難しさ【裏拍を取る】

今日はリズムについてお話します。

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音楽の要となる『リズム』

日本人がとっても苦手なこのリズム。この感覚を養うことで作曲のアイデアが沸きやすく、編曲にも役に立ちますので必ず習得しましょう。

日本人のリズム感

まず日本人はリズムに乗るのが非常に苦手な民族です。というのも日本人は『表拍』で拍子を取る事が多いからです。

『1、2、3、4』と数えるときは必ず4分音符で数えているかと思います。

逆に海外では、『裏拍』、つまり8分音符で音を数えています。

先ほどの『1、2、3、4』のの部分が裏拍となり、リズム感の向上に繋がります。

これは日本語と英語、生活環境の違いにより根付いているものなので一朝一夕では身につきませんが、しっかりとマスターしましょう!

裏拍が身につくまでのお話

私が裏拍について意識しだしたときのお話をさせていただきます。

その時は、自分のメロディーをボーカルの友達に聴いてもらったときでしたね。

『この歌、裏拍に乗ってないね』と言われ、最初は良くわかりませんでした。

このとき初めて裏拍の大切さを知った訳です。その頃にはDTMを始めて4~5年が経過していました。

まず最初に行ったこと

私は身体と口を使って、暇なときに4ツ打ちのビートを口ずさみながら身体を揺らすというちょっと横から見たら変なやつだと思われるようなことをしていました。

口で『ドン、ツードン、ツードン、ツードン、ツー』と鳴らしながら指を上下に動かしていました。ほぼ暇なときはずっとやっていたと思います。

最初は全然つかみ取れなかったのですが、ある日を境に裏拍に乗っている感覚が分かるようになってきました。

 

【なんとなく裏拍に乗れるようになって分かったこと】

裏拍の感覚が少しずつ取れるようになってくると分かることがあります。

それは「アーティストの曲はしっかり裏拍で乗ってる」という事です。

何を当たり前のことを。。と思うかも知れませんが、以外とここが気づかない方って多いんですよね。(特にギターやボーカル等ウワモノ担当の人)

独学だとリズムトレーニングとかしないんですよね。。私はギター練習のときしてませんでした。

 

この裏拍のリズムがわかってくるとボーカルの抑揚のつけ方、ブレス(息を吸うタイミング)等でリズムキープしてるのが分かります。

(※後日サンプル貼ります)

 

また、ベースやギターのスライドのタイミングやポジションチェンジもしっかりとリズムで感じられる様になり、よりリアリティのある楽曲制作が出来るようになります。

 

『ポピュラーな練習方法としてはメトロノームを4分音符で鳴らしながら裏拍を手拍子するのがいいそうです。』

 

なかなか説明が難しいですが、これが出来るとしっかりとしたメロディーが作れるようになります。また、歌も上手になるので裏拍に乗れるようになることをオススメします。

 

柳光絵様動画引用