【DAW】Cubaseなんて怖くない~MIDI打ち込み~
Cubase講座第三回、今回は打ち込みです。
簡単にいつもやっているやり方をgifにしてみました。
初めてCubaseを触る方が見ると簡単そうに動かしてるように見えますね。今回はこの動きがどのようにしてできているかを説明していきます。
1:ロケーターで選択範囲を決める
リピート再生やオーディオファイルに書き出しするときに必ず使うのがこのロケーターです。範囲選択の方法は上の白△、もしくは下のトランスポートパネルと呼ばれる部分のL:1.1.1.0/R:1.1.1.0の数値を選択します。
Cubase9.5~10の方は画面下の赤枠部分で選択できます。
枠を選択し、ロケーター範囲内をダブルクリックするとこのように箱ができます。
これをダブルクリック(もしくは選択してenterを押します)。
2:ピアノロールエディターを開く
ではこれから打ち込み画面の説明をしていきます。
まずは画面上赤枠の>:<という項目と、1/16になっているのを確認。
>:<はスナップという機能で、これがオフになっていると
滑らかな動きになるのですが、いざ打ち込みするときは大変なので最初はオンにしておくことをオススメします。(キーボードのJキーでオンオフ可能)
また、1/16(クオンタイズ)というのは縦枠の線を表しています。打ち込みする時は、ここで打ち込みする音符を選択する。(連符の打ち込みもココを変更すれば可能)
ここは16分音符がオススメです。人によっては32分音符で打ち込みしている方もいるそうですが、基本は16分で打ち込みしておいて、もう少し細かい調整したい場合はここを32分、64分に変えればいいと思います。
3:画面の大きさを変える
画面の大きさはキーボードの
『G、Hで横枠の大きさを変更』、『Shift+G、H』
で縦枠の大きさを変更できます。
4:打ち込み
今回使ったテクニックとして、
- コピー&ペースト/複製
- キーボードショートカット
- ベロシティ一括変更
を使いました。
まずは、Ctrl(Command)+Dで打ち込んだデータのすぐ後ろに同じものが複製されます。
次に行ったのは、選択した範囲をコピー&ペーストしています。これはaltキーを押しながら動かすと行えます。
最後に行ったのは、選択したものを一括ベロシティー変更しています。
(ベロシティーとは音の強さを調整する項目です。音源によってはある一定の数値になると音が変わるものがあります)
一括ベロシティー変更の方法は、Shift+Ctrl(command)+左クリックを押しながら反転させたMIDIにカーソルを持っていくと、スピーカーマークになります。その状態で上下にカーソルを動かすと一括変更が可能です。
5:アンドゥ(Undo)&リドゥ(Redo)
DAWを動かす上で知っておきたいテクニックとしては、このUndo(アンドゥ)Redo(リドゥ)があります。
キーボードのCtrl(command)+Zでアンドゥ(一つ前の状態に戻る)が使えます。
反対に、アンドゥで戻しすぎた場合は、Shift+Ctrl(command)+Zでリドゥを使って上げましょう。
6:プロジェクトはこまめにセーブしよう
Ctrl(command)+Sキーで初回は名前を付けて保存、2回目以降は上書き保存されます。こまめにセーブする癖をつけておけば急に落ちたとしても安心です。