初心者必見!オーディオインターフェースの選び方

さて、これから始める方に向けたオーディオインターフェースのご紹介をします。

 

 

オーディオインターフェースとは】

f:id:south_musik:20181213152128j:image

EDIROL UA-25

 

オーディオインターフェースとはPCと接続し、ギター、マイクの音を録音したりヘッドフォン、スピーカー等の出力をするための仲介役をする機器です。

 

【なぜオーディオインターフェースがいるの?】

 

その1.「いい音で制作をする」

PCのスピーカーから音を出したりマイク入力ができるのはサウンドカードというものが中に入っているからなんです。

 

ただし、PCに入っているものは「音楽」用には出来ていないため、録音をするとノイズが発生してしまいます。。

また、音の遅延【レイテンシー】を発生させてしまうため録音には不向きです。山びこのように遅れて聞こえてしまうわけですね。

 

その2.「PCに余計な負荷を掛けないようにする」

 

PCにはCPUとメモリというパーツがあります。

サウンドカードを使うと100%PCが作業をすることになります。

このCPUとメモリにも限界があり、限界を

超えるとPCがフリーズしたり音がプツプツ鳴り出します。

余計なストレスは出来るだけ掛けたくないですよね。

 

【価格によって何が違うのか】

同じメーカーでも価格に違いがあるのは何故か。それは

・入出力端子の量

・ヘッドフォン端子

・セルフパワー(ACアダプタより電源供給)

 

という違いがあるからです。バンドの録音をしたいときは多入力があればドラムが録音できます。(マイクが別途必要になりますが・・)

ぶっちゃけて言うと多入力は必要な人が少ないので候補に選ぶ必要は全く無いと思います。

この中で一番気をつけないといけない部分は

 

【セルフパワー/ACアダプタより電源供給】

 

この1点だと思います。

 

安いオーディオインターフェースは一般的にバスパワー(USBから直接電源を供給する)タイプになっています。

これはPCから直接電気を貰うため、必然的にマシンパワーが落ちます。

正直動かすだけなら全く問題ないのですが、オーディオインターフェースがフルパワーで動作してくれない可能性があり、環境によっては余分にノイズが乗ったりレイテンシーが発生する可能性があります。

(ぶっちゃけエントリーモデルであれば録音しても音はそんなに変わらないのでご安心ください。ただし音の好みはあります。)

あと5000円とかはやめておきましょう。10000円未満と10000円以上では雲泥の差があります。

 

因みに高いオーディオインターフェースはほぼ電源供給で動くようになっています。(一部は別売りで購入になっています)

 

【初心者向けを販売しているメーカー】

steinberg(スタインバーグ/YAMAHA

Roland(ローランド)

Tascam(タスカム)

Presonus(プレソナス)

Focusrite(フォーカスライト)

M-Audio(エムオーディオ)

 

主要メーカーはこれくらいでしょうか。どれを選んだらいいか悩みますよね。。

ぶっちゃけて言うと

 

『どのメーカーを選んでもいい』

 

です。

ぶっちゃけ音に関して信頼性が高いのはこの中ですとRolandかFocusrite、Presonusかなと個人的には思っていますが所詮はエントリーモデル。録音の音は正直に言って50歩100歩ってところなのでここは別のところに注目しましょう。

 

それは『付属ソフト』です。

 

エントリーモデルのオーディオインターフェースは無料のDAWソフトが付属しています。

価格を抑えたいという方はここで使える無料のDAWを手に入れるのが一番コスパが高いと思います。

 

逆にもうDAWソフトを持っている(もしくは有料版)を購入する予定ならDAW以外の付属品が付いたものを購入しましょう!

 

【個人的オススメオーディオインターフェース

Steinberg UR22mk2

 

これはいろんなところでオススメされてますね。なんでオススメかと言うと、老舗の人気DAWソフトCubaseが付属します。

しかも他社のオーディオインターフェースに付属しているLE版と違い、少しグレードの高いCubase AI」が付属しています。

更にこのCubase AIは、追加で音源やプラグインを入れてカスタマイズ可能なため、人によっては有料版のcubaseを買わなくてもやっていけます。

入力もマイク、ギターの端子が差せるコンボ端子になっており(ギターは1chのみ使用可)とりあえず始めるには持ってこいなオーディオインターフェースです。

 

 

Steinberg UR242

 

スタインバーグなら本当はコッチを推したいと思っているのがこのUR242です。UR22mk2と5000円ほどしか変わらないのにグレードが一気に上がります。セルフパワー(ACアダプタ)仕様でエフェクターも3種類付属してきます。もちろんCubase AIもついてきます。ただACアダプタがないと動かないので外に持ち運ぶには向いていません。持ち運びも考えるならUR22mk2のほうがオススメです。

 

Focusrite Scarlett 6i6 (2nd Gen)

 

DAWを買う予定ならこのFocusrite Scarlett 6i6 (2nd Gen)がオススメです。

下位グレードもあるのですがどうも中途半端感が否めないスペックのため、これを選びました。

Focusrite製のプラグインやピアノ音源「Addictive keys」が付属しているところも大きいです!

(ただし海外製のためサイトが英語なのに注意)DTMソフトは大抵英語なので慣れるのにはいいかもしれません。

 

オーディオインターフェースはぶっちゃけ試せないので選ぶのが難しいのは事実です。楽器と一緒で音がわかるようになってきたら買い替えをオススメします。それまではずっと使えます。

 

www.theas-music.com