これからDTMを始める方に【DAWその3】
【DAWとは】
Digital Audio workstationの略です。PCで音楽を作るためのメインとなるソフトです。
まずはこれがないとDTMが出来ないです。
【無料版と有料版の違い】
主になにが違うかと言うと
「有料版の機能を一部制限しているもの」
と最初は思ってもらえるといいでしょう。
無料版は基本的なレイアウト等は有料版と変わらないですが主に
作成できるトラックの数
その他の機能
が明らかに減っています。
その他の制限は各メーカーによって異なります。使い方を覚えるとかちょっと簡単に作曲、録音してみたいなら無料版でも問題ありません。ですが、ちゃんと一曲完成させたい、とかいろんなジャンルの編曲やミックスもやってみたいなら有料版にしましょう。
【主なDAWソフト】
打ち込み(生楽器):★★
打ち込み(ループもの):★★★★★
ミックス:★★★
コスト(予算):★★★★★(★★)
音源クオリティ:★★★
いわゆる打ち込み系に特化しているソフトの代表格としてはこのAbleton liveが挙げられます。
更には舞台音響やライブハウス、クラブ等にPCを持ち込む際にもよく使われています。
(最近だとmac book持ち込んで効果音を鳴らす芸人がいましたね。名前忘れた。。。)
あれがいわゆるシーン毎に手動で効果音を出す(ポン出し)です。生配信とかにも使えそうですね。
liveはポン出し最強です。
制作面は、主にMIDIコントローラーと連動させて使用します。
ドラムやベース、シンセ等の打ち込みが恐ろしく早く、割と直感で作業でき、
更にスケール選択の機能を使ったマニアックな音階の曲なども作りやすいです。
そしてLiveの特徴として、Session(セッション)という機能があります。
これはグルーブを何パターンか作っておくことで、リズムやフレーズ、雰囲気を変えたりできます。実際のパフォーマンス等に使用されることが多い機能です。
そしてこのAbleton liveにはいくつか専用のMIDIコントローラーが発売されています。
グレードはいくつかありますが私は初心者には(push2)と言うAbletonが出している専用のものを使うことをオススメします。
【なぜか】
それは単純に使いやすいからです。価格で言うと90000円前後と非常に高いですが個人的に1番覚えやすかったです。
液晶画面がとても見やすく、このコントローラーを見ながら作業ができます。
エフェクトや音作りもこのコントローラーでリアルタイムに動かせますし、音量バランスの調整まで可能です。
それでも高い!と言う方は
novation launch padか
Native Instruments maschine JAMを購入してもいいです。
両方価格は34000円程しますが、live専用コントローラーとして使えます。
(ただし maschine JAMは専用の制作ソフト「maschine」がついてくるのでliveいらねー!ってなりますが。。。)
制作面はLiveに負けないくらいクオリティ高いんですよね。コスパいいし。。
Liveと同じことがだいたい可能です。
Launch Padは打ち込みというより先ほど紹介したSessionを使ったパフォーマンスに特化してると思います。(前にYoutubeでギターに貼り付けて演奏している外人がいましたww意味が分からない)
ただ両方とも初心者がliveを使う上で扱いが難しいので結局push2が現状Liveの製作では最強だと感じます。
【グレード】
Liveにはintro、Standard、Suiteの3種類があります。
Push2にはintroが付属しているため、Push2単体を買ってもLiveを始めることは可能です。
ただし、introとStandardにはかなりの違いがあり、本格的に始めるならStandardから上を買いましょう。Pushを買えばintroからStandard(またはSuite)にアップグレードできるものがありますのでセットで買えばお得です。
ただそれでも10万円は越えるため初めての方にとっては敷居が高いと感じるのも事実です。
ただ私も最近EDM等のジャンルを作り始めて感じたのはそこまでトラックが要らないということです。
introは16トラックまで製作できるため、ちょっと始めてみるならintroでも遊べると思います。慣れてきたらStandardーSuiteを買ってみましょう。
今回は長くなってしまいましたので1つだけ紹介させていただきました。