【2019年版】歌ってみたに必要な機材選び~安いものからオススメまで〜

今回は歌い手になるにはどういった機材を選べばいいか、予算も照らし合わせて最低これくらい必要というところまでご紹介します。

まずどういう事をしたいかで機材選びが変わる

1:【配信も録音もしたい欲張りさんなら】

オーディオインターフェース(配信特化のもの)

録音用のマイク

マイクスタンドorマイクアーム

マイクケーブル

ヘッドホン

 

ネット環境で音質劣化が起こる配信では、最初はオーディオインターフェースの使いやすさを重視したほうが吉。

音質はマイクで変えてあげるほうがいいでしょう(ケーブルも5000円くらいのものを推奨)

因みに高価格帯のオーディオインターフェースはループバック機能というものが排除されています。というかそもそもDTMの世界ではループバック機能という名前自体使わないからです。マルチ出力(4OUT以上)のものを選べばループバックと同じことができます。最近私も配信の音質向上するにはどうしたらいいか調べてて『確かにそうだよな!』と思ったのですが、要はPCの出力をもう一回ケーブルでインプットに戻せばいいわけですね。ただやり方を間違えると文字通りループバック(音が回り続ける)ので注意が必要になります。

 

補足:更に調べていたらYAMAHA 

NETDUETTO

というアプリが無料でダウンロードできるみたいなのでこれ使えば別にどのオーディオインターフェース使ってもいけそうですね。ただ設定方法わかりにくいというアナログな人は配信用のインターフェースから直接音を取ったほうが使いやすいですね。

 

(YoutubeLiveで使用するOBS STUDIOでもNETDUETTO経由で音を送ることが可能みたいです。)

2:【動画メインで行くなら(生配信しないパターン)】

生配信しないなら純粋に録音時の音質にこだわりましょう。主にマイクを優先的に投資し、次にオーディオインターフェースをいいものにすることをオススメします。

オーディオインターフェース

録音用のマイク

マイクスタンド

マイクケーブル

ヘッドホン

 

1:配信用のオススメセット(超安い!)

マイク:Marantz MPM-1000

 
 
 

2:配信用オススメセット【スタンダードプラン】

YAMAHA:AG03

 

f:id:south_musik:20190118235153j:plain

 
YAMAHAのAG03はURシリーズと変わらない音質を持ちながら、ミキサー側でループバック操作ができるところが強いです。マイク1本ならAG03で十分!
MDR-CD900STは配信とか実況のモニターでも真価を発揮するので持っていて損はないと思います。
RODE:NT-1Aは声の録音ならコスパが高いので安めで探してる人にはオススメです。(マランツよりはいいだろう)ポップガードもついてくるし。
更に曲がる卓上スタンド(グースネックタイプ)からはこのMDS-4をオススメします。安い上に触ってみて結構頑丈だったのでセットに加えました。机の端に取り付けるタイプです。

3:配信用オススメセット【真面目に考えたプラン】

YAMAHA:AG03

 
ケーブルもマイク付属のものはクオリティがめちゃめちゃ低いため、オヤイデ電気のQAC-222をチョイス。
今後マイクを買い換えたときも使い回せるためオススメです。
正直配信ならコレくらいで十分じゃないかなーと思います。まずケーブル違うだけでも十分ポテンシャルを引き出せるかと思います。
(se2200は大きいのでもしかしたらグースネックタイプのスタンドは使いにくいかもしれません。倒れないように重りがついた卓上スタンドのほうがいいかもしれません)
 

歌ってみたオススメセット(コスパ重視)

オーディオインターフェース、ヘッドホン、マイクセット

 

マイクスタンド:MBCS/BK
 
Focusriteはインターフェースは素晴らしいですが、ごめんなさい。。マイクとヘッドホンは音わかんないです。ただ個人的にFocusriteオススメしたくなるんです。(メーカーとしての評価は昔から高いですからね)
注意点としては録音用のDAWがLive liteだったかな・・正直歌ってみたには不向きなDAW(できないとは言っていない)なので無料のDAWでいいやという人はそちらを使ってください。(そう考えるとSteinbergがやっぱり安パイ)
 ポップガードはsE Electronicsのメタルポップガードを採用。メタルなのに安いんですよねー!
 

歌ってみた本気のセット

マイク:気に入ったコンデンサーマイク1本

 

www.theas-music.com

 

 オススメコンデンサーマイクの記事を作りましたので参考にどうぞ。

 

オーディオインターフェース:Audient iD4,iD14(どちらか)

 

 
 
 
 マイクケーブル:MOGAMI 2534 XLRケーブル
 
 マイクスタンド:TAMA MS200DBK ストレート
 
 
 
予算総額:120,000円~150,000前後(販売店により変動します)  
内訳として、オーディオインターフェースはイギリスのメーカー『Audient』を採用。
聞いたこともないという方がほとんどだと思いますがこのメーカーは
録音に関して言うなら間違いなくコスパ最強のオーディオインターフェースです。
レビュー自体はまだまだ少ないですがiD4は25000円クラスでは間違いなくトップクラスと言って良いでしょう。
iD14はACアダプタ仕様になっていて、ちょっと使い方が複雑になってくるので最初はiD4でも十分です。Cubase LEがオプションで付いてくるので登録した後Cubase Elements辺りにアップグレードしてもいいでしょう。(5400円でオンラインショップから可能)
 
コンデンサーマイクは30000円以上のものを推奨します。なぜならこの価格帯から劇的に音質が向上するからです。ここは自分の好みに合うものを選んだほうが良いです。
 
マイクケーブルは日本製で価格が安く、安心、クオリティの高いMOGAMIケーブルにしてみました。
 
マイクスタンドはリフレクションフィルターとセットで考えたため、ストレートになっています。

xn--8mro61ayx1a.com

出典元:萩原悠.com

 

リフレクションフィルターの必要性はここをみていただければとっても分かりやすいと思います。とは言ってもこのフィルターは高い!という方はこのKAOTICA EYEBALLがオススメです。

 

機材以外で持っておいたほうが良いもの

ピッチ修正ソフト(最優先)

オススメはこのメロダイン(更にオススメは一つ上のASSISTANT)

MIX用プラグイン(誰かに頼むのも良し)

特別な知識がなくても自動でミックスしてくれるソフトを紹介。めちゃめちゃクオリティが高いです。

 

最低でもピッチ補正のソフトはあったほうがいいです。

 

以上になります。

これいいかも!という機材等があれば随時更新していきます。

 

 【番外編:ダイナミックマイクでいい音を録音する方法】

コンデンサーマイクの扱い方が難しい』

『いちいち片付けないといけないとかやってられない』

『後純粋にコンデンサーマイクが高い!』 

と考えている人に朗報です!

割と安めで音質の改善を図る方法をお伝えします。

それは『マイクプリアンプ』を間にかませて録音することです。

 

www.theas-music.com

 


 詳しくは別記事で紹介していますが、簡単に言うとマイク→マイクプリを通すことで感度の低いダイナミックマイクのゲインをブーストしてあげることが可能です。

 最近ダイナミックマイク専用でクリーンブーストできるマイクプリアンプがsE Electronicsから発売されたので紹介しておきます。