【歌ってみた、DTM】初心者脱出のためのオーディオインターフェース選び
今回はちょっとグレードの高いオーディオインターフェースの紹介をします。
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レコーディングや制作に慣れてくると、『そろそろ音質も上げたい!』と思う方がでてくるのではないでしょうか。初心者用のオーディオインターフェースでずっとやっていくのも限界が現れる時期が必ずやってきます。
主要メーカー
あのRupert Neve創業の、英国コンソールメーカー。初心者用でscarlettをオススメしていましたが、Focusriteの真価はやはりミドル、ハイエンドクラスでしょう。
音はいかにもプリアンプで増幅しました!といった質感、且つ透明感のあるサウンドです。(私もFocusriteはずっと使っていました。)当時の初心者インターフェースから変えた時のサウンドの変化は今でも忘れられません。なにせ音があまりにも違いすぎた。。
名前はカッコいいのだが略すとモツ。(覚えやすい)
一昔前はwindowsユーザーにとってはありがたい人気のメーカーだったのですが、最近姿をあまり見なくなってしまいました。音質は今でもファンから根強い人気があります。(実際の音は私も聴いたことないんですが)
最近はコンサート用の大規模なインターフェースに力を入れている印象があります。
Windowsユーザーにとっては最高クラスのオーディオインターフェース。オーディオマニアからも評価が高いクオリティの音源再生能力と録音能力があります。音はちょっと固めですが、ミックス、マスタリングのエンジニアの間にも使われています。
プロオーディオ専門のアメリカのメーカー。今一番ホットなオーディオインターフェース、Apolloや有名なコンプレッサー1176LNを作っているメーカーでもあります。物理モデリング技術と、ハードの技術を融合させたモデルを作っているメーカーです。(ただしWindowsユーザーにはあまり優しくない)
最近オーディオインターフェースの候補としてこのAntelopeが出てきました。
元々はデジタルレコーディング用の機器を開発していたメーカーですが、その技術を使ったオーディオインターフェースを販売しています。
録音、再生はもちろんバンドレコーディングに特化しているAntelopeは攻守ともに非常に優れています。
windows/mac両方に対応し、幅広いユーザー層に合わせているところも強みです。
英国のコンソールメーカー。audientは、価格以上の音質を持ったオーディオインターフェースを販売しています。(私もこのaudientを使用しています)
録音、再生にのみ特化しているAudientは非常に無機質なノイズの少ないサウンドで録音ができます。再生能力も低価格のオーディオインターフェースから代えると分かるくらいの変化があります。
ApogeeはプロレコーディングやiOS用のオーディオインターフェースを販売しているメーカーです。ノイズが少なく、非常にクリアですが音は結構固めのサウンドです。
持ち運びに優れているOneやDuet、バンドレコーディング向けのQuartet等があります。
自分ならここを見る!メーカー別選び方
- 入力、出力端子(自分に必要な量を考える)
- ミキサー、コンソールの使いやすさ
- 音質
高いクオリティのオーディオインターフェースは、基本的に他の機材と拡張ができるため専用のミキサーソフトがついています。2万円くらいまでのオーディオインターフェースを使っている方は、あまり馴染みがないかもしれませんがこのミキサー画面がキチンと使えなければ音を出すことすらできないため厄介です。
なのであまりPCを使うのが得意でない人は難しいものは選ばないほうがいいでしょう。
ミキサーコンソールが個人的に分かりやすかったものから順に
といった感じでした。特にMOTUはハード側でも複数ボタンがあるため音だしは相当苦労しました。
また、宅録でボーカルやギター、ベースを録るくらいなら2inのマイクプリがついていれば問題ないでしょう。
音質はなかなか聴ける機会がないため選ぶ際は難しいと思いますが、いくつもレビューを見たり聞いたりしてみるといいと思います。
【ボーカル、楽器録音するなら】オススメオーディオインターフェース
Universal Audio Apollo twin MK2
今一番売れているであろうハイエンドな宅録用オーディオインターフェースと言えばこのApollotwin。
プリアンプの記事でも紹介しましたが、このオーディオインターフェースはUADという独自のプラグインを使って録音時に掛け録りができる点が強いです。プロならだれでも知っている有名なコンプレッサーやイコライザー等を使って音を作ってから録音、なんてことができます。
更にUnisonという機能を使うと有名なマイクのエミュレーションができ、同じ動作で音を作ることができます。1個数十万円はするような音を選んで録音ができる夢のような機材です。
再生能力は特にめちゃくちゃ高いというわけではないですが、録音能力は抜群に優れているのでMac持ちの方はApollotwinがいいでしょう。
ただしThunderbolt端子のみの接続になっており、Windowsでは使えるPCが限られているので基本Mac持ちでしか使うことができない点は非常に残念です。Windowsで使う場合はThunderbolt2端子を持ったWindows10のPCを用意しましょう。
Antelope Audio Discrete 4
去年の3月にでたこのDiscrete4は、私も今注目しているオーディオインターフェースになります。
【ミックス、マスタリングをするなら】オススメオーディオインターフェース
RME Fireface UCX
以前までwindowsユーザーが自宅で使うなら、このFirefaceが最高峰でした。
ちょっと安めのオーディオインターフェース
Focusrite Clarett 2Pre
ちょっと安めの価格ならこのClarett 2Preがオススメです。USBタイプとThunderboltタイプがあるので購入するときは間違えないようにしましょう。
今自分が使っているのはこのAudient iD14です。40000円弱で購入できるインターフェースでは破格のサウンドで録音できます。まずギター用のDI入力とマイク入力が別々の回路で構成されているという点がオススメ。96kHz/24bitまでのサンプリングレートしか使えませんが全くデメリットを感じません。
小型でいいオーディオインターフェースが欲しい
Apogee Duet
小型ならこのApogeeDuetがオススメです。スタイリッシュなデザインでMacとの相性はバツグンです。